宝塚歌劇団の宙組は、2023年12月14日まで東京公演を中止しています。
現在の宙組の組長は松風輝ですが、歴代の組長はどんな方だったのでしょうか?
宝塚宙組の特色や歴代の組長を写真と共に見ていきたいと思います。
宝塚宙組の歴代組長は5人いたけど、一番長い寿つかさは約15年間も組長をしていたんだね!
宝塚宙組の特色はコーラス・アンサンブル
宝塚宙組は1998年1月1日に創設され、組の名前は公募により決まりました。
既存の花組、月組、雪組、星組からメンバーを選抜したと同時に、大規模な組替えを行い設立されました。
宙組は設立以来、長身の男役が多く、コーラス・アンサンブルの評価が高いと言われています。
宙組のイメージカラーは紫で、長身でスタイル抜群の男役が多いため「ビジュアルの宙組」とも呼ばれているそうです。
2012年1月に「クラシコ・イタリアーノ -最高の男の仕立て方-」で、平成23年度・第66回文化庁芸術祭・演劇部門優秀賞を受賞しました。
宝塚宙組の歴代組長は5人で松風輝は組長になったばかり
設立した1998年から歴代の組長は5人になります。
初代組長・大峯麻友(おおみねまゆ)
大峯麻友(おおみねまゆ)は1998年1月1日~2002年3月24日の約4年間、組長を務めました。
宝塚歌劇団68期生として入団し、花組公演「春の踊り/アルカディアよ永遠に」で初舞台、その後月組に配属され、宙組創設に伴う発足メンバーとして宙組へ組替えし、宙組の初代組長に就任しました。
2002年3月24日に退団後、女優や歌手としての活動の他、コミュケーション・アドバイザーとして講演やセミナー活動も行っています。
事務所には所属していなくフリーとして活動されているようです。
2代目組長・出雲綾(いずもあや)
出雲綾(いずもあや)は2002年3月25日~2005年4月3日の約3年間、組長を務めました。
宝塚歌劇団69期生として入団し、月組公演「春の踊り/ムーンライト・ロマンス」で初舞台、その後星組に配属され、宙組創設に伴う発足メンバーとして宙組へ組替えし、宙組の初代副組長に就任しました。
その後、大峯麻友が退団したことにより、組長に就任しました。
2008年7月6日に退団後、2011年~2014年まで劇団四季に在籍していました。
現在も舞台を中心に活躍されています。
3代目組長・美郷真也(みさとまや)
美郷真也(みさとまや)は2005年4月4日~2008年5月18日の約3年間、組長を務めました。
宝塚歌劇団74期生として入団し、花組公演「キス・ミー・ケイト」で初舞台、その後月組に配属、雪組を経て宙組へ組替えし、出雲綾が専科へ異動したことにより、2005年4月4日付で組長に就任しました。
2008年5月18日に退団後、舞台やコンサートに出演する他、歌やダンスの指導、司会業など幅広く活動されています。
4代目組長・寿つかさ(ことぶきつかさ)
寿つかさ(ことぶきつかさ)は2008年5月19日~2023年6月11日の約15年間、組長を務めました。
宝塚歌劇団76期生として入団し、花組公演「ベルサイユのばら」で初舞台、組まわりを経て雪組に配属、宙組創設に伴う発足メンバーとして宙組へ組替えしました。
その後、副組長だった貴柳みどりが退団したことにより、2005年4月4日付で副組長へ就任しました。そして組長だった美郷真也が退団したことにより、組長へ就任しました。
2023年6月11日に退団後、舞台などで活躍されています。
5代目組長・松風輝(まつかぜあきら)
松風輝(まつかぜあきら)は2023年6月12日~現在までの約5ヶ月間、組長を務めています。
宝塚歌劇団92期生として入団し、宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」で初舞台、その後宙組に配属されました。
組長だった寿つかさが退団したことにより、組長へ就任しました。
松風輝が組長へ就任後、宙組に所属していた現役タカラジェンヌが自宅マンションから転落し、予定していた公演は現在のところ中止となっております。
12月14日まで中止と言われいますが、今後は再開されるのでしょうか?
宝塚宙組の歴代組長についての世間の反応
宝塚宙組の歴代組長について世間の反応をまとめてみました。
それぞれのOGがたまに稽古にきて、指導とかしてくれてもいいよね!
そうすれば上級生達もOGの後輩になるんだから、今問題になっている事も少なくなるかもしれないし。
組長は男役がなって、副組長は娘役っていうのも、いわゆる伝統なのかな?
娘役は脇役って感じの立ち位置になっちゃうのかな?
宝塚で人気が出る人って、男役だもんね!
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