上川陽子は2023年の内閣改造で外務大臣に任命されました。
自由民主党の岸田派の議員と言われていますが、今回の内閣には女性が多く入閣しており注目を集めています。
その上川陽子とはどのような経歴の持ち主なのでしょうか?
今回は、上川陽子のスゴイ学歴と経歴をまとめてみました!
上川陽子ってスゴイ学歴の持ち主だったんだね!
女性で初のあの有名なアメリカの大学に入学した人だったんだね!
上川陽子のプロフィール
自民党の上川陽子について、プロフィールを見てみましょう。
- 名前:上川 陽子(かみかわ ようこ)
- 生年月日:1953年3月1日(70歳・2023年9月時点)
- 出身地:静岡県静岡市
- 出身校:東京大学卒・ハーバード大学院修了
- 前職:三菱総合研究所研究員
- 政党:自由民主党
- 選挙区:静岡1区
上川陽子は静岡県出身の衆議院議員です。
自由民主党に所属し、さまざまなポストについてきました。
法務大臣を務めていた約3年間の間には、オウムの幹部など13人の死刑を執行したことで話題を集めました。
その後も、自民党幹事長代理や自民党党改革実行本部座長など、自民党内では中心的な役割をになってきた議員です。
もう70歳とは思えないバイタリティあふれる女性議員ですよね!
上川陽子の学歴は東大とハーバード大学院
上川陽子の学歴について見てみましょう。
・小学校:静岡市立横内小学校
・中学校:静岡雙葉中学校
・高校:静岡雙葉高等学校
・大学:東京大学教養学部(専攻・国際関係論)
・大学院:ハーバード大学大学院(ケネディ・スクール)
上川陽子が通っていた中学と高校はカトリック系の女子校で、中高一貫教育の静岡雙葉中学校・高等学校です。
2020年には、その母校の新聞部から取材を受けたようです。
女性が社会で活躍するという意味では、先駆けとなった上川陽子ですので、学生から見るととても尊敬できる女性なのではないでしょうか?
高校を卒業した上川陽子は、2浪して東京大学に入学しています。
その東京大学では、国際関係論を専攻していたようです。
※上川陽子が東大に入学したのは1970年代ですので、現在の教育課程とは異なっています。
私の母は、自分が戦争中で教育を受けていないという意味で、そうじゃない子どもに育てたいということはあったと思うんです。何何をしなきゃいけないとか、女の子はこうあるべきとか、そういうことを言われたことは一切ないんですよ。むしろ、これからの時代は、女の人でも能力があればどんどん社会に出ていくということがだいじなんだよ、あなたもやればできるんだからやりなさいねと、いつも私の前の障害物をどけていてくれるというか。
引用:かみかわ陽子オフィシャルサイト 月刊誌「ふぁみりす」1994年7月号
このように上川陽子の母が自身の可能性を広げてくれたと言っています。
そして上川陽子は、三菱総合研究所時代にハーバード大学大学院に留学していますが、日本人女性として初めてハーバード大学大学院に入学しています。
上川陽子がハーバード大学大学院に留学したのには理由があったようです。
<上川陽子が留学した理由>
●三菱総合研究所での専門の1つが国境を越えた情報流通(TDF:トランスボーダー・データ・フロー)
●TDFにおいては日本はアメリカに10年遅れていた
●アメリカ社会の中でどうしてそういうニーズが生まれたのかを知り、現場主義で政策提言をしたかった
このような華々しい学歴をお持ちだったとは、スゴイですよね!
上川陽子の経歴にアメリカ上院議員の政策スタッフもあった
それでは上川陽子の経歴を見てみましょう。
ハーバード大学ケネディ・スクールで政治行政学修士号を取得後、アメリカ合衆国議会のマックス・ボーカス上院議員(民主党)の政策スタッフを務めたようです。
その後、株式会社グローバリンク総合研究所の代表取締役に就任しています。
そして上川陽子はどのように政治の世界へ入っていったのでしょうか?
・1996年 第41回衆議院銀総選挙 無所属で静岡1区から出馬 落選
・その後、自由民主党に入党
・2000年6月 第42回衆議院議員総選挙 無所属で静岡1区から出馬 初当選
・自民党公認候補がいながら出馬を強行したため、自民党を除名
・「21世紀クラブ」を結成
・2001年 自民党に復党
・2004年 自民党女性局長に就任
・2005年 第3次小泉改造内閣 総務大臣政務官に任命
・2007年 第1次安倍改造内閣 内閣府特命大臣に任命
福田康夫内閣 内閣府特命大臣、公文書管理担当の国務大臣にも任命
・2008年 内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画)、公文書管理担当大臣
・2009年 第45回衆議院議員総選挙 落選
・2012年 第46回衆議院議員総選挙 国政に復帰
・2013年9月 第2次安倍内閣 総務副大臣に任命
・2014年9月 第2次安倍改造内閣 衆議院厚生労働委員長及び自由民主党女性活躍推進本部長に起用
・2014年10月 法務大臣に任命(辞任した松島みどりの後任)
・2014年12月 第3次安倍内閣 法務大臣に再任
・2015年10月 法務大臣を退任後、自民党憲法改正推進本部事務局長に就任
・2017年8月 第3次安倍改造内閣 法務大臣に任命
・2018年10月 自民党一億総活躍推進本部長
・2019年5月 自民党静岡県連会長に就任
・2020年9月 菅儀偉内閣 法務大臣に就任
・2021年10月 自民党人生100年時代戦略本部長
・2021年11月 自民党幹事長代理、自民党党改革実行本部座長
・2023年9月 第2次岸田改造内閣 外務大臣に就任
自民党に復党してからの上川陽子は、様々な責任あるポストについています。
法務大臣に任命された間には「法務省が死刑執行を公表するようになった1998年11月以降に就任した法務大臣」の中で、最多の執行数を記録しています。
・2015年6月 闇サイト殺人事件(2007年発生) 死刑因1名
・2017年12月 市川一家4人殺害事件(1992年発生) 少年死刑因を含む2名
・2018年7月 オウム真理教事件(1989年-1995年発生) 死刑因13名
上川陽子の命令により刑が執行された死刑因は16名となります。
死刑執行の命令って、どうやってするんだろう?
現在でも、オウム真理教や松本元死刑因に崇拝する人たちによる復讐の危険性が拭えないため、上川陽子はいつ、どこに行くにしても警護警察官が護衛に付く生活を送っています。
死刑に関しては様々な意見があると思いますが、死刑が確定している死刑因に刑を執行する役目としては、仕事とはいえかなりのストレスがかかるものだったと想像できます。
特に家族がいる場合は、生活していく上でとても心配なのではないかと思います。
それでも仕事を全うしている上川陽子は本当にスゴイ人だな、とつくづく感心します。
上川陽子の経歴についての世間の反応
上川陽子の経歴について世間の反応をまとめてみました。
優秀な法務大臣、東大卒のエリートというイメージだったけど、波乱万丈の人生だな。落選、除名、浪人。特に浪人時に安易に参議院議員に立候補する人もいるけど、そこから復活は素晴らしい。外務大臣という重責も立派に勤められると思います。
ヤフコメより引用
エリートと言われるまでには、様々な苦労があった人。
外務大臣の役目にも期待ができそうだな!
上川さんにはとても期待している。 いずれ総理大臣にもなっていただきたい。クリーンに国民の為に仕事してもらえると思います。とても腹が座っている感じで安心感が持てる。この様な気持ちにして貰える政治家はとても残念ながら少ない。
ヤフコメより引用
最近は政治に対しての不信感があるからね。
今後の活躍に期待してるよ!
彼女こそ、女性初の内閣総理大臣に相応しい人。自分は女性ですが、性犯罪処罰の適切な厳罰化の道筋を立ててくれたこと(引き継いで斎藤健氏が100年ぶりの大改正を形になるまで導いてくれたこと)、本当に感謝しています。
ヤフコメより引用
女性議員として、信頼できる人!
これからも女性目線での大改革をしてくれる事を期待しています。
上川陽子の経歴に関するよくある質問まとめ
上川陽子の経歴について読者さんが気になる情報やSNSで飛び交ってる質問についてまとめてみました。
- 上川陽子って、なんて読むの?
-
かみかわようこです。オフィシャルサイトには「かみかわ陽子」と掲載されています。
- 上川陽子はどの派閥に所属しているのですか?
-
自民党の岸田派に所属しています。
- 上川陽子の家系は政治家ですか?
-
選挙に出馬した当初は無所属であり、実家は静岡市駿河区大谷です。上川陽子の旧姓等や両親の職業についても公表されておらず、政治家ではないと言われています。
今後も上川陽子の更なる活躍に期待しています。
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